若い頃、一度だけ金沢に行きました。
冬の雪の降りしきる中、車でトコトコ出かけました。
ホテル、というより旅館に泊まったのだったと思います。
また、レストランというものではなく、旅館の仕出し料理を頂いたのだったはずです。
金沢で見た風景は忘れられないものが多いのです。
雪の兼六園、漆器店、金箔、繁華街、些細な一つ一つが強く印象に残っています。
見慣れない雪の街だった事も強く関係しているのかもしれませんが、私の知る文化とは確かに違うものがそこにありました。
お薄というものにも初めて出会い、なにやら感動した覚えもあります。
お薄というのは、通常の半分ほどの濃さのお抹茶の事で、金沢名物の和菓子とよく合いました。
食いしん坊の私にはとても美味しく感じたものです。
ああ、また行ってみたい、冬の金沢です。
そう言えば、金沢まで行ってなぜ福井に立ち寄らなかったかと、今でも少し残念です。
今度の冬あたり、しっとりとまた金沢や福井などの北陸を巡る旅をしてみたいですね。